瀬川小児科アレルギー科医院/三島市寿町の小児科・アレルギー科

平成29年7月22日〜7月23日、会長、滋賀県立小児保健医療センター楠隆先生により第34回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会が滋賀県大津市にて開かれ琵琶湖の湖畔の県民交流センターで2日間勉強することができました。気管支喘息のガイドラインが本年11月に改定されますが、その改定前の直前情報を住友病院小児科　井上壽茂先生の講演より入手することができました。改定後は2歳未満の乳児喘息がなくなり5歳以下を乳幼児喘息として一括して治療を行うこと、小児喘息が成人まで続いた場合の思春期喘息を移行期の医療として書き加えたこと、発作という表現がなくなり急性増悪となること、発作時のβ2刺激薬が0.2mlから0.3mlと増量すること、吸入ステロイドではサルメテロール/フルチカゾン配合剤の立ち位置が明確になったことなど、これは一部ですが臨床に耐えられるようなガイドラインを目指しているとの事でした。その他、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎等多くの知見と出会うことができました。
今後の臨床に活かしたいと思います。