2017/11/27
平成29年11月18日(土)、19日(日)第54回日本小児アレルギー学会学術大会、会長:吉原 重美先生(獨協医科大学医学部小児科学)にて宇都宮市にて開催され、2日間天気も良く参加することができました。今回の学会期間中に小児気管支喘息のガイドラインが5年ぶりに改定されました。
いままで2歳以下を乳児喘息として扱っていた部分がなくなり5歳以下の乳幼児喘息として一括りに扱われるようになったのが大きな変更点とおもわれます。
乳幼児喘息の診断では、喘鳴に対し気管支拡張剤の反応性をみることが以前より前面に出てきて重要視されています。
現在では喘息治療にはガイドラインはかかせないものとなっています。
今回、学会に参加して食物アレルギー負荷試験では安全に施行するために、接種間隔、加熱牛乳など貴重な知見を得ることができ、今後の臨床に活かしたいと思います。