2022/12/13

第71回日本アレルギー学会学術大会～英知を辿り、未来を拓く～が2022年10月7日（金）～9日（日）、【オンデマンド配信期間】2022年11月1日（火曜日）～11月30日（水曜日）、が国際フォーラムにて獨協医科大学小児科学主任教授　吉原　重美先生にて開かれました。数年ぶりに、3日間会場参加して、楽しく生き返る機会となりました。この学会では、シンポジウムのアレルギー疾患における上皮バリア異常の意義にインパクトがありました。皮膚の皮膚バリアー、気道上皮細胞のバリアー、鼻腔の上皮細胞のバリアー、これらのバリアーから抗原やウイルスが侵入して、獲得免疫、自然免疫が発動して、アレルギーが始まります。従って、臨床ではこのバリアーが損傷しないように、損傷したら回復を促したり、回復するまで待つことが非常に重要と考えます。これに即した治療をすることが非常に大切と考えています。
アトピー性皮膚炎に対するジャック阻害薬の普及、生物学的製剤の使い方もかなり明確になってきたような気がします。
ほんとに楽しく、朝から夕方まで学会付けの楽しい3日間となりました。
今後の臨床に活かしていければと思います。