2023/05/12
第9回総合アレルギー講習会が2023年3月18日(土曜日)~19日(日曜日)、オンデマンド配信:2023年4月10日(月曜日)~5月9日(火曜日)、会頭は、佐野 博幸(近畿大学病院アレルギーセンター)先生にて「Total Allergistをめざして」のテーマの元に開催されました。
アレルギー疾患ガイドラインで成人喘息、小児喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜疾患、鼻アレルギーの講演がありました。
鼻アレルギーでは、後藤 穣(日本医科大学多摩永山病院耳鼻咽喉科)先生より花粉症での抗ヒスタミン剤の話があり、薬剤による睡眠の質の低下、学習への影響では成績の低下などが述べられ、実践的な抗ヒスタミン薬の話があり大切なところと考えられます。
アナフィラキシーガイドラインでは、アナフィラキシーの定義が、国際的な定義に変更となり、昆虫、薬剤、対応などが述べられアナフィラキシーには迅速な対応が必要性です。
小児気管支喘息のガイドラインでは、目標は気道炎症の抑制、無症状の維持、QOLの改善、呼吸機能や気道過敏性の正常化が必要です。
それには治療・評価・調整が重要です。今後の臨床に活かしたいと思います。