2015/11/20
11月15日東京の全国町村会館にて第15回思春期の臨床講習会に1日参加してきました。まず、日本小児科医会会長より思春期の出来事は乳幼児期、学童期に起因しその時期の子育てが大切との話がありました。①「性別違和感を持つ子ども」②「子どもの不安症」③「少年非行とネット社会〜現状と課題」④「子どもの気分障害」⑤「精神科救急外来を受診する子どもたち」等5つのパートより成り立っています。
①「性別違和感を持つ子ども」では、心はかえられないということがキーワードとのことです。
②「子どもの不安症」ではいろいろな場面での不安の説明と治療としての環境調整について話がありました。
③「少年非行とネット社会〜現状と課題」では以前みられた窃盗や暴行の非行は減少し電子媒体を使った知能犯的な非行が増加していることと、スマホは両親と児童でルールを作って使用することが必要とのことでした。
⑤「精神科救急外来を受診する子どもたち」では過量服薬の減少とその特徴、暴力を示す患者さんの特徴、救急外来からみた子どもたちの対応に関する話がありました。
今後の臨床に活かしていきたいと思います。