2016/08/15
第10回相模原臨床アレルギーセミナーが8月5日〜8月7日の3日間、横浜のパシフィコ横浜で開かれました。専門医の80%の内容を含むように日本アレルギー学会認定アレルギー専門医のスキルアップを目標としたセミナーです。
1日目は成人臨床アレルギー学、2日目はアレルゲン、アレルギー検査、免疫療法、3日目は小児臨床アレルギー学を中心に、専門分野の先端にいる先生たちの講演を受けることができました。
整理された内容を朝から夕方まで休む暇もなく進められ勉強になりました。
食物アレルギーでは花粉症と果物アレルギーの問題を解決するには、現在までの検査されていた粗抗原ではなく、抗原を「コンポーネント」で解析する必要性があり、それはいくつかの事が新たに明らかとなり疾患を理解するには以前より理解しやすくなっていると感じました。アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、小児および成人の気管支喘息などの講義は整理され実践的で不明であった部分がずいぶん解決されアレルギー学の新たな進歩を感じ有意義な3日間を過ごすことができました。